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かに なゆた
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anon
「いやぁ……全然おさまってくれないよう……」
学校のトイレの個室に、鹿目まどかは昼休みが始まるなり駆け込んだ。
用を足すためではない。
便座の前に立ったまま、まどかはスカートをたくし上げて下腹部に視線を落としている。
ママに言われて仕方なくはいている、少し大人びた白いレースのショーツ。その前の部分が、不自然にこんもりと盛り上がっていた。
まどかの呼吸に合わせてピクピクと震えるショーツの中身は、彼女が魔法少女の契約と共に課された『願い』であり『呪い』だ。
「どうしよう、いつもならすぐに元通りになってくれるのに、今日はお昼休み中ずっと大きくなったままだなんて。このままじゃ、おトイレから出られないよ……」
まどかはショーツに手をかけて、恐る恐る下ろしていく。
ショーツの下に隠されていたもの。
それは、女性には本来ありえない器官、男性器だった。
お腹にくっつくほど張り詰めた勃起は小振りで、まどかの中指ほどの長さしかない。先端はしっかりと薄皮で包まれており、余った皮が蕾のようにすぼまっている。
同年代の女の子に比べても小柄なまどからしい、まだ育ちかけの未成熟なペニスだ。
しかし、小振りとはいえしっかりと生殖器としての機能を備えているソレは、精を吐き出す機会を今か今かと待ち望んでいる。
「お願い、収まって……。ちいちゃくなって……!」
まどかは目をぎゅっとつむり、祈るように同じ言葉を繰り返す。
無論、それだけで思春期の性欲が収まるわけがない。まどかのペニスは欲求不満をバネに、ますます固く膨らんでいく。
『鹿目さん? だいじょうぶ?』
不意にまどかの脳裏に声が響いた。
魔法少女の先輩である、巴マミがテレパスで交信してきたのだ。
急なことにうろたえながらもまどかは返事をする。今の自分の状況がバレているのでは、と彼女は冷や汗を垂らしたが、どうやらマミは彼女の切羽詰まった気配を感じたため、念のため声を掛けてきただけのようだった。
『何か困っているなら、お手伝いしましょうか?』
『あ、ありがとうございます。でも、本当に大したことないんです、マミさん……』
まどかはそう言ってマミの申し出を断った。
本当はこの状態から解放されるためならば、藁にもすがる思いではあったが、いくら相手が魔法少女の先輩とは言えこの身体のことを話す勇気がなかったのだ。
しかし、まどかの頭に「マミさんになら秘密を打ち明けてもいいのでは」という考えがよぎった。
まどかは自分がこんな身体になってしまったことの原因を思い出す。
魔法少女になった直後、キュゥべえはまどかにこう告げたのだ。
それは「遥か昔の魔法少女が『過去と未来、全ての宇宙で魔法少女の半数を両性具有にして欲しい』と願ったため」と。
両性具有。つまり、異性の性器を兼ね備えた存在。半数の魔法少女が男性器を持つ、という『願い』。だから、まどかはこの身体になってしまった。
では、マミは?
キュゥべえは他の魔法少女について何も言わなかったが、マミがまどかと同じ身体になっている可能性はある。
そうでなくともマミほどのベテランならば、魔法少女の身体の変化とその対処法を知っていたとしてもおかしくはない。
まどかは携帯電話で時計を確認した。午後の授業が始まるまで、あと十分ほどだ。次の授業は体育のため、スカートで股間の膨らみを隠すことはできない。
迷っている時間はなかった。
『マミさん、あの……やっぱり相談に乗ってもらえますか?』
ほどなくして二年生が利用するトイレにやってきたマミを、まどかは同じ個室に招き入れた。さすがのマミもその招待には面食らった様子だったが、彼女は何も言わずに従ってくれた。
「それで鹿目さん、相談ってなにかしら?」
身体の前で腕を組んだ姿勢でマミが尋ねてくる。ことさら強調された彼女の大きな胸にまどかは視線を奪われたが、すぐに気を取り直す。
いまさら躊躇しているわけにはいかない。まどかは「驚かないで下さいね」とか細い声でマミに告げると、ショーツとスカートを下ろした。
「まあ……」
恥ずかしさのあまり顔をそむけたまどかの首筋に、マミが息を呑んだ気配が伝わってくる。
今、マミはどんな表情で自分に生えた異質なものを見ているのだろう。それを考えると、まどかは怖くて彼女の顔を見ることができない。
少しの沈黙のあと、まどかの頭をマミの手が撫でた。恐る恐る顔を上げたまどかの目に映ったのは、いつものように優しい微笑みを浮かべたマミの顔だった。
「こういうことを誰かに相談するのは、とても勇気が必要だったでしょう? 私を頼ってくれてありがとう、鹿目さん」
「マミさん……っ」
泣き出しそうになるのを必死でこらえたまどかは、自分の悩みをマミに打ち明けた。
魔法少女になったことでペニスが生えてしまったこと。時おり、ペニスが大きく固くなってしまうこと。そして、今日はなかなかその変化がおさまってくれないこと。
話を聞き終えたマミは、「あなたみたいな子を他にも知っているから、だいじょうぶよ。今まで一人で悩んでいてつらかったわよね」とまどかを抱きしめる。
マミの温かい言葉に、まどかの緊張はみるみるうちに解けていった。
やっぱり、マミさんは優しくて素敵な人だ。こんなことなら、一人でくよくよ悩まずに早く相談すれば良かった。まどかはそう胸を撫で下ろす。
そんなまどかに対して、マミはためらいがちに切り出した。
「少し聞きづらい質問をしてもいいかしら」
「は、はい」
「その……鹿目さんは、オナニーはしたことがある?」
「おな……」
「ええ。ひとりエッチ、って言ったほうがわかりやすいかしら……? 自分でおちんちんをイジって、性欲を処理することよ。年ごろの男の子はみんなやっていることなのだけれど」
「そ、そそ……っ、そんなこと……!」
顔を紅潮させながら大きくかぶりを振るまどか。
もちろんまどかは何も知らない小さな子どもではないし、一通りの性知識はあった。男の子たちがそういう行為を好んでいることだって、漠然とだが知ってはいた。
しかし、知識があることとそれを実際に試してみることとは別だ。なにしろ、こんな身体になってしまったものの、まどかの心と身体そのものは少女のままだったのだから。
「その様子だと、まだ射精もしたことがないのね。仕方ない、か」
そう言って、マミはまどかの身体を背後から抱き寄せた。制服越しでもよくわかる、マミの大きな胸の感触を背中に受けて、まどかの胸がとくんっと跳ねる。
「マミさん、わたし……」
「何も言わないで。もう時間もないし、おちんちんを元に戻すにはこうするしかないわ?」
「あ……っ」
まどかの生白い勃起を、マミの柔らかな手が包み込んだ。壊れ物を扱うような優しい触れ方だ。じんわりと伝わってくるマミの手の温かさは心地よく、まどかは熱い吐息をつく。
「鹿目さんのおちんちん、とっても熱い。はやく射精したいってぴくぴくしてる……」
どこか浮ついた声音でつぶやきながら、まどかのペニスをマミがゆっくりこすりはじめる。
くすぐったいような気持ちがいいような、未知の感覚がペニスから腰の奥へと伝わってきて、まどかはたまらずおしりに力をこめた。
「少しずつ強くしていくから、鹿目さんが一番気持ちのいい強さのときに教えてね。おちんちんを気持よくする方法を、しっかりお勉強しましょう」
「は、はい。っ、お願い、しますマミさ……んくぅ!」
返事をきちんと言い終わる前に、まどかは嬌声を上げてしまう。ペニスに絡みついたマミの指が、包皮に覆われた先端を締めつけていた。
さっきのように手を筒にして包み込む形ではなく、マミは親指と人差し指、中指で作った輪っかでペニスをしごき立て始める。
「あ、あ、ああっ」
「おちんちんは、こうして先っぽをイジメてあげると悦ぶのよ。わかるかしら」
「ひゃ、ふああ……っ、い、いいですっ。おちんちん、すご、すごく……ひゃうんっ」
「ふふっ、このくらいの強さがお好みかしら。鹿目さんったらすっかりおちんちんが気に入っちゃったみたいね? エッチな子」
ペニスの先っぽをマミの指の輪がコリコリとえぐるたびに、まどかの膝は強く痙攣して、まっすぐに立っているのも困難になっていく。
たまらずまどかが上半身を折って便器のタンクに手をつくと、マミもその背中に覆いかぶさってきた。
「鹿目さん、目をきちんと開けて。おちんちんをどうやってイジればいいのか、見ていないとダメよ。それに、射精するところもちゃんと確かめなくっちゃ」
「やっ、ふあっ、わかり、ひゃんっ、……わかりました、あ……っ」
マミの手で弄ばれる自分の男性器を目にするまどか。小さなペニスはマミの手でほとんど隠れてしまっているが、おしっことは違う透明な汁がダラダラと溢れているのが見えた。
くちゅっ、くちゅっ、くちゅっと、手が往復するのに合わせて響く、粘ついた水音が無性に恥ずかしくて、まどかは身体を震わせる。
そんなまどかの耳元でささやくマミの声音は熱く湿っており、ことさらまどかの羞恥と快感を煽り立てていく。
「射精の仕方はわからなくても、腰は勝手に動いてしまうのね。鹿目さんたら、いやらしくてとっても可愛いわ」
「ち、違っ……! わたし、ひゃ、ぅんっ、いやらしくなんて、な……いッ」
口で否定はしても、確かにまどかの腰は物欲しげにうねっている。ヌルヌルに濡れたマミの手を自分好みのペースで犯そうと、本能的にペニスを出し入れしているのだ。
口答えをしたまどかを罰するためなのか、マミはペニスを嬲る手を一層早くしていく。
「きゃふっ、ぅうんっ……あっ、あっ、ひゃっ、んあっ、あっあっ、ああ!」
「ほら、皮越しに先っぽをクチュクチュするの、たまらないでしょう? くすっ、そろそろおちんちんから何か出ちゃいそうなんじゃないかしら」
「で、出ちゃいますっ。あうっ、はううっ、なんか来ちゃう、マミさん、マミ、さんっ、怖いよう、怖いよう、マミさ、ん、ふああっ」
「怖がらなくていいのよ。鹿目さんの初めての射精、わたしが見守っていてあげるから、いっぱいいっぱい出して?」
赤ん坊をあやすようなマミの優しい声。まどかはその声に従って快楽に身を委ねた。
お腹の底からねっとりと這い上がってくる熱い塊を拒むのをやめて、マミの手筒に腰を打ち付けて肉欲を貪る。
「あああっ、あっ、あっ、あああ~っ!!」
白い喉を晒しながら甘い嬌声をあげるまどか。膨れ上がった幼根から、濃厚な精液がどぶどぶっと便器の中へと吐き出されていく。
射精の最中もまどかは腰を情けなく前後させて、マミも牛の乳を搾るようにペニスをしごき続ける。長々と続いた射精はゆうに一分ほどかかり、便器の中は大量のうどんをぶち撒けたかのように、まどかの半固形のザーメンで埋め尽くされた。
http://i3.pixiv.net/c/480x960/img-master/img/2015/03/24/00/07/11/49440910_p0_master1200.jpg
「はあっ、は、あっ、はあ、はぁ……っ」
あまりにも衝撃的な射精の快楽のせいで、まどかは腰から下の感覚が失われていた。マミが後ろから支えてくれなかったら、そのままトイレの床にへたり込んでいただろう。
まどかの息が整うのを待ってから、マミは彼女の耳元で「おつかれさま、鹿目さん。それに、精通おめでとう」とねぎらいの言葉をささやいた。
手際よく後片付けをしたマミは、先走りと精液でベトベトに汚れてしまったまどかのペニスをウェットティッシュで丁寧に清めていく。
敏感になっている性器に触れられたまどかは、またぞろ股間に熱がこもっていくのを感じていたが、「めっ」とマミにたしなめられてなんとか勃起をこらえた。
「なんだか慣れている感じですけど、ひょっとしたらマミさんもなんですか?」
まどかの疑問に、マミは首を横に振る。スカートをめくって見せたマミの下腹部は、パンストに包まれてはいたもののそれらしい膨らみはなかった。
「昔、同じようなことがあってね。佐倉杏子さんっていう魔法少女なんだけれど……まあ、そのことは今はいいわ。それより、そろそろ次の授業が始まるけれど、のんびりしていていいの?」
「あっ」
気がつけば、チャイムが鳴っていた。
慌てて個室から出ようとしたまどかだが、足にうまく力が入らず倒れそうになってしまう。慌てて肩を支えたマミに、まどかは照れ笑いをした。
「ご、ごめんなさい。やっぱり体育の授業にはでられなさそうです……えへへ」
スカートをそっと持ち上げるまどか。先ほど目にしたマミのパンスト越しのショーツのせいで、まどかの股間は物欲しげにいきり立っていた。
それを見たマミは喉を鳴らすと、閉じかけていた個室のドアを再び開いた。
「もう、手のかかる後輩だわ。……私も午後の授業をおサボりする口実を考えなくっちゃダメなようね」
学校のトイレの個室に、鹿目まどかは昼休みが始まるなり駆け込んだ。
用を足すためではない。
便座の前に立ったまま、まどかはスカートをたくし上げて下腹部に視線を落としている。
ママに言われて仕方なくはいている、少し大人びた白いレースのショーツ。その前の部分が、不自然にこんもりと盛り上がっていた。
まどかの呼吸に合わせてピクピクと震えるショーツの中身は、彼女が魔法少女の契約と共に課された『願い』であり『呪い』だ。
「どうしよう、いつもならすぐに元通りになってくれるのに、今日はお昼休み中ずっと大きくなったままだなんて。このままじゃ、おトイレから出られないよ……」
まどかはショーツに手をかけて、恐る恐る下ろしていく。
ショーツの下に隠されていたもの。
それは、女性には本来ありえない器官、男性器だった。
お腹にくっつくほど張り詰めた勃起は小振りで、まどかの中指ほどの長さしかない。先端はしっかりと薄皮で包まれており、余った皮が蕾のようにすぼまっている。
同年代の女の子に比べても小柄なまどからしい、まだ育ちかけの未成熟なペニスだ。
しかし、小振りとはいえしっかりと生殖器としての機能を備えているソレは、精を吐き出す機会を今か今かと待ち望んでいる。
「お願い、収まって……。ちいちゃくなって……!」
まどかは目をぎゅっとつむり、祈るように同じ言葉を繰り返す。
無論、それだけで思春期の性欲が収まるわけがない。まどかのペニスは欲求不満をバネに、ますます固く膨らんでいく。
『鹿目さん? だいじょうぶ?』
不意にまどかの脳裏に声が響いた。
魔法少女の先輩である、巴マミがテレパスで交信してきたのだ。
急なことにうろたえながらもまどかは返事をする。今の自分の状況がバレているのでは、と彼女は冷や汗を垂らしたが、どうやらマミは彼女の切羽詰まった気配を感じたため、念のため声を掛けてきただけのようだった。
『何か困っているなら、お手伝いしましょうか?』
『あ、ありがとうございます。でも、本当に大したことないんです、マミさん……』
まどかはそう言ってマミの申し出を断った。
本当はこの状態から解放されるためならば、藁にもすがる思いではあったが、いくら相手が魔法少女の先輩とは言えこの身体のことを話す勇気がなかったのだ。
しかし、まどかの頭に「マミさんになら秘密を打ち明けてもいいのでは」という考えがよぎった。
まどかは自分がこんな身体になってしまったことの原因を思い出す。
魔法少女になった直後、キュゥべえはまどかにこう告げたのだ。
それは「遥か昔の魔法少女が『過去と未来、全ての宇宙で魔法少女の半数を両性具有にして欲しい』と願ったため」と。
両性具有。つまり、異性の性器を兼ね備えた存在。半数の魔法少女が男性器を持つ、という『願い』。だから、まどかはこの身体になってしまった。
では、マミは?
キュゥべえは他の魔法少女について何も言わなかったが、マミがまどかと同じ身体になっている可能性はある。
そうでなくともマミほどのベテランならば、魔法少女の身体の変化とその対処法を知っていたとしてもおかしくはない。
まどかは携帯電話で時計を確認した。午後の授業が始まるまで、あと十分ほどだ。次の授業は体育のため、スカートで股間の膨らみを隠すことはできない。
迷っている時間はなかった。
『マミさん、あの……やっぱり相談に乗ってもらえますか?』
ほどなくして二年生が利用するトイレにやってきたマミを、まどかは同じ個室に招き入れた。さすがのマミもその招待には面食らった様子だったが、彼女は何も言わずに従ってくれた。
「それで鹿目さん、相談ってなにかしら?」
身体の前で腕を組んだ姿勢でマミが尋ねてくる。ことさら強調された彼女の大きな胸にまどかは視線を奪われたが、すぐに気を取り直す。
いまさら躊躇しているわけにはいかない。まどかは「驚かないで下さいね」とか細い声でマミに告げると、ショーツとスカートを下ろした。
「まあ……」
恥ずかしさのあまり顔をそむけたまどかの首筋に、マミが息を呑んだ気配が伝わってくる。
今、マミはどんな表情で自分に生えた異質なものを見ているのだろう。それを考えると、まどかは怖くて彼女の顔を見ることができない。
少しの沈黙のあと、まどかの頭をマミの手が撫でた。恐る恐る顔を上げたまどかの目に映ったのは、いつものように優しい微笑みを浮かべたマミの顔だった。
「こういうことを誰かに相談するのは、とても勇気が必要だったでしょう? 私を頼ってくれてありがとう、鹿目さん」
「マミさん……っ」
泣き出しそうになるのを必死でこらえたまどかは、自分の悩みをマミに打ち明けた。
魔法少女になったことでペニスが生えてしまったこと。時おり、ペニスが大きく固くなってしまうこと。そして、今日はなかなかその変化がおさまってくれないこと。
話を聞き終えたマミは、「あなたみたいな子を他にも知っているから、だいじょうぶよ。今まで一人で悩んでいてつらかったわよね」とまどかを抱きしめる。
マミの温かい言葉に、まどかの緊張はみるみるうちに解けていった。
やっぱり、マミさんは優しくて素敵な人だ。こんなことなら、一人でくよくよ悩まずに早く相談すれば良かった。まどかはそう胸を撫で下ろす。
そんなまどかに対して、マミはためらいがちに切り出した。
「少し聞きづらい質問をしてもいいかしら」
「は、はい」
「その……鹿目さんは、オナニーはしたことがある?」
「おな……」
「ええ。ひとりエッチ、って言ったほうがわかりやすいかしら……? 自分でおちんちんをイジって、性欲を処理することよ。年ごろの男の子はみんなやっていることなのだけれど」
「そ、そそ……っ、そんなこと……!」
顔を紅潮させながら大きくかぶりを振るまどか。
もちろんまどかは何も知らない小さな子どもではないし、一通りの性知識はあった。男の子たちがそういう行為を好んでいることだって、漠然とだが知ってはいた。
しかし、知識があることとそれを実際に試してみることとは別だ。なにしろ、こんな身体になってしまったものの、まどかの心と身体そのものは少女のままだったのだから。
「その様子だと、まだ射精もしたことがないのね。仕方ない、か」
そう言って、マミはまどかの身体を背後から抱き寄せた。制服越しでもよくわかる、マミの大きな胸の感触を背中に受けて、まどかの胸がとくんっと跳ねる。
「マミさん、わたし……」
「何も言わないで。もう時間もないし、おちんちんを元に戻すにはこうするしかないわ?」
「あ……っ」
まどかの生白い勃起を、マミの柔らかな手が包み込んだ。壊れ物を扱うような優しい触れ方だ。じんわりと伝わってくるマミの手の温かさは心地よく、まどかは熱い吐息をつく。
「鹿目さんのおちんちん、とっても熱い。はやく射精したいってぴくぴくしてる……」
どこか浮ついた声音でつぶやきながら、まどかのペニスをマミがゆっくりこすりはじめる。
くすぐったいような気持ちがいいような、未知の感覚がペニスから腰の奥へと伝わってきて、まどかはたまらずおしりに力をこめた。
「少しずつ強くしていくから、鹿目さんが一番気持ちのいい強さのときに教えてね。おちんちんを気持よくする方法を、しっかりお勉強しましょう」
「は、はい。っ、お願い、しますマミさ……んくぅ!」
返事をきちんと言い終わる前に、まどかは嬌声を上げてしまう。ペニスに絡みついたマミの指が、包皮に覆われた先端を締めつけていた。
さっきのように手を筒にして包み込む形ではなく、マミは親指と人差し指、中指で作った輪っかでペニスをしごき立て始める。
「あ、あ、ああっ」
「おちんちんは、こうして先っぽをイジメてあげると悦ぶのよ。わかるかしら」
「ひゃ、ふああ……っ、い、いいですっ。おちんちん、すご、すごく……ひゃうんっ」
「ふふっ、このくらいの強さがお好みかしら。鹿目さんったらすっかりおちんちんが気に入っちゃったみたいね? エッチな子」
ペニスの先っぽをマミの指の輪がコリコリとえぐるたびに、まどかの膝は強く痙攣して、まっすぐに立っているのも困難になっていく。
たまらずまどかが上半身を折って便器のタンクに手をつくと、マミもその背中に覆いかぶさってきた。
「鹿目さん、目をきちんと開けて。おちんちんをどうやってイジればいいのか、見ていないとダメよ。それに、射精するところもちゃんと確かめなくっちゃ」
「やっ、ふあっ、わかり、ひゃんっ、……わかりました、あ……っ」
マミの手で弄ばれる自分の男性器を目にするまどか。小さなペニスはマミの手でほとんど隠れてしまっているが、おしっことは違う透明な汁がダラダラと溢れているのが見えた。
くちゅっ、くちゅっ、くちゅっと、手が往復するのに合わせて響く、粘ついた水音が無性に恥ずかしくて、まどかは身体を震わせる。
そんなまどかの耳元でささやくマミの声音は熱く湿っており、ことさらまどかの羞恥と快感を煽り立てていく。
「射精の仕方はわからなくても、腰は勝手に動いてしまうのね。鹿目さんたら、いやらしくてとっても可愛いわ」
「ち、違っ……! わたし、ひゃ、ぅんっ、いやらしくなんて、な……いッ」
口で否定はしても、確かにまどかの腰は物欲しげにうねっている。ヌルヌルに濡れたマミの手を自分好みのペースで犯そうと、本能的にペニスを出し入れしているのだ。
口答えをしたまどかを罰するためなのか、マミはペニスを嬲る手を一層早くしていく。
「きゃふっ、ぅうんっ……あっ、あっ、ひゃっ、んあっ、あっあっ、ああ!」
「ほら、皮越しに先っぽをクチュクチュするの、たまらないでしょう? くすっ、そろそろおちんちんから何か出ちゃいそうなんじゃないかしら」
「で、出ちゃいますっ。あうっ、はううっ、なんか来ちゃう、マミさん、マミ、さんっ、怖いよう、怖いよう、マミさ、ん、ふああっ」
「怖がらなくていいのよ。鹿目さんの初めての射精、わたしが見守っていてあげるから、いっぱいいっぱい出して?」
赤ん坊をあやすようなマミの優しい声。まどかはその声に従って快楽に身を委ねた。
お腹の底からねっとりと這い上がってくる熱い塊を拒むのをやめて、マミの手筒に腰を打ち付けて肉欲を貪る。
「あああっ、あっ、あっ、あああ~っ!!」
白い喉を晒しながら甘い嬌声をあげるまどか。膨れ上がった幼根から、濃厚な精液がどぶどぶっと便器の中へと吐き出されていく。
射精の最中もまどかは腰を情けなく前後させて、マミも牛の乳を搾るようにペニスをしごき続ける。長々と続いた射精はゆうに一分ほどかかり、便器の中は大量のうどんをぶち撒けたかのように、まどかの半固形のザーメンで埋め尽くされた。
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「はあっ、は、あっ、はあ、はぁ……っ」
あまりにも衝撃的な射精の快楽のせいで、まどかは腰から下の感覚が失われていた。マミが後ろから支えてくれなかったら、そのままトイレの床にへたり込んでいただろう。
まどかの息が整うのを待ってから、マミは彼女の耳元で「おつかれさま、鹿目さん。それに、精通おめでとう」とねぎらいの言葉をささやいた。
手際よく後片付けをしたマミは、先走りと精液でベトベトに汚れてしまったまどかのペニスをウェットティッシュで丁寧に清めていく。
敏感になっている性器に触れられたまどかは、またぞろ股間に熱がこもっていくのを感じていたが、「めっ」とマミにたしなめられてなんとか勃起をこらえた。
「なんだか慣れている感じですけど、ひょっとしたらマミさんもなんですか?」
まどかの疑問に、マミは首を横に振る。スカートをめくって見せたマミの下腹部は、パンストに包まれてはいたもののそれらしい膨らみはなかった。
「昔、同じようなことがあってね。佐倉杏子さんっていう魔法少女なんだけれど……まあ、そのことは今はいいわ。それより、そろそろ次の授業が始まるけれど、のんびりしていていいの?」
「あっ」
気がつけば、チャイムが鳴っていた。
慌てて個室から出ようとしたまどかだが、足にうまく力が入らず倒れそうになってしまう。慌てて肩を支えたマミに、まどかは照れ笑いをした。
「ご、ごめんなさい。やっぱり体育の授業にはでられなさそうです……えへへ」
スカートをそっと持ち上げるまどか。先ほど目にしたマミのパンスト越しのショーツのせいで、まどかの股間は物欲しげにいきり立っていた。
それを見たマミは喉を鳴らすと、閉じかけていた個室のドアを再び開いた。
「もう、手のかかる後輩だわ。……私も午後の授業をおサボりする口実を考えなくっちゃダメなようね」